先日、今後の活動の準備のひとつとして、サグーワークスが実施しているプラチナライターテストを受験した。
結果、一回で合格。
それなりに自信はあった。しかし、ブログの記事をのぞけばWebライティングにおける文章を自分で書いたことは一度もない、その点が心配だった。
そもそも書いたものがWebライティングの作法と異なっていたら、この自信も単なる思い込みに過ぎなくなってしまうのだから。
合格を見た時、よしよしという気持ちが半分、安堵が半分といったところである。
「サグーワークス プラチナライターテスト」で検索すると、同じように一発で合格している人もいれば、何度も受験しなおしている人もいるようだ。
これから受ける人のために、プラチナライターテストの内容や自分なりに考えた受かるコツ、受験した感想などを書いておこうと思う。
サグーワークスとは? 他のクラウドソーシングとの違いとは?
大手クラウドソーシングサイトのランサーズやクラウドワークスは記事作成(ライティング)の他に、ホームページの制作やアプリケーションの開発、商品モニターといった様々な案件が並んでいる。その種類は実に様々であり、プログラミングに関する経験や実績がなければ受注できないものもあれば、特に経験のない人でも出来る簡単な作業もある。
一方、サグーワークスは主に記事作成やアンケートを取り扱うクラウドソーシングサイトである。2018年現在、それ以外の案件は無いようだ。
サグーワークスの良いところは、クライアントへ仕事の応募や提案、理解のすり合わせ、契約内容の交渉などをしなくても良い点だ。
他のクラウドソーシングサイトはこうした交渉をクライアントと受注者の間で直接行う必要がある。そうした契約前の調整は全部サグーワークスが仲介してくれる。
サグーワークスがクライアントと調整を終えた段階の案件については、サイト上で丁寧な注意事項を添えて並べられる。登録したライターはその案件を見て、いけると思えば執筆を開始し、納品するだけである。
(メタル○ックス風にいえば、掲示板に並んだ賞金首の情報を見て、倒せると思ったらそれを狩りに行くハンターのような感じである……)
プラチナライターテストとは?
サグーワークスは、登録したライターにグレード制を導入している。グレードはレギュラー、ゴールド、プラチナの三種類あり、高いグレードになればなるほど専属の案件を受注できたり、同じ案件でも報酬が上乗せされたりする。
このグレードのうち、一番上のプラチナについてはサグーワークスが実施している「プラチナライターテスト」を受験し合格する必要がある。
このプラチナライターテストだが、実施期間は随時。いつでもサグーワークスのサイトから受験できる。
また、受験時間に制限はない。思いっきり時間を使って回答することも可能である。
(テストなんてものに無駄に時間をかけすぎると冗長な回答になるのでおすすめはしない……)
受験資格は特になく、誰でも受けることができる。つまり、全く経験のない人でもテストに受験し合格さえすれば、いきなりプラチナになることができるのである。
不合格の場合はどの辺がダメだったのか丁寧な添削がつくという。なお、合格の場合も添削がつくと聞いていたが、私はその添削をなぜか発見できていない。
受験回数にも制限はない。したがって、不合格の場合は何度でもチャレンジすることが可能だ。
プラチナの専属案件は1文字1円以上のものばかりである。1文字1円未満の案件がはびこっているクラウドソーシングの業界においては高いほうである。
これは受けねばなるまい……クラウドソーシングでWebライティングを行うなら、プラチナライターテストはまず最初に受けておこうと思っていた。
腕試しも兼ねて早速受験してみた次第である。
プラチナライターテストの内容と回答時間
おそらくテスト内容は毎回変わっているはずなので(でなければテストの意味がない)参考にはならないと思うが、一応、私が受験したときの内容を覚えている範囲で記録しておく。
テストは3つあった。
1.箇条書きのような状態の記事から相手に伝わるようにリライトを行うもの。
2.記事のターゲットにしている読者の情報をもとに、相手に購買意欲をそそらせるような記事構成を考えるもの。
3.あらかじめ与えられたテーマをもとに、キーワードを入れつつ記事を作成するもの。
1に関してはそう難しくもない。ある程度文章に親しんできた人であれば、箇条書きのような情報をほぐして相手に伝わるように書き直すことくらい造作もないだろう。ただひたすら、相手に伝わるような感じになるようにと意識して書いた。
2に関しては少し頭をひねることになった。ターゲットとしている読者の情報から、表面的なニーズはすぐに読み取れたが、それだけではどうも記事の構成が浅くなるように思えたので、情報から推測できる、潜在的なニーズにも触れておくことにした。
問題は3だ。記事作成の経験もないままいきなり書くことになったので、はたしてどんな記事にすれば良いのか少し悩んでしまった。
とりあえず、ブラウザを別に開いてテーマに関する情報を収集し、確かだと思われる情報を拾い上げ、記事の構成を考える。構成ができたらようやく執筆に入る。
しかし、どうにも自分の構成では内容が浅いように感じる。情報は自分のなかで咀嚼できているので書けるはずなのだが、テーマを第三者へ紹介する記事などほとんど書いたことがない。本当にこれで読者に伝わるのか、どうにも自信が持てない。何度も削除しては書くの繰り返しである。
昼くらいからテストをはじめて、提出したのは20時も過ぎたころだったように記憶している。数時間で回答し合格した人もいるそうなので、ちょっと時間がかかりすぎである。
終わったあと一息つきながら、これで落ちてもどのあたりが悪かったのかを添削してもらえるなら、今後Webライティングの業務を進める上での指針になるだろうと思っていた。タダで添削してもらえる機会などそうそう無いので、この点はプラチナライターテストの大きなメリットである。
もちろん一方では、落ちたらまたを時間かけて試験を受けるのはの嫌だな……という気持ちであった。
プラチナライターテストに受かるコツは?
普段からクラウドソーシングサイトでWebライティングの業務をこなしている人にとっては、プラチナライターテストはそう高いハードルではない。
文章のリライトであったり、相手に伝わりやすい記事の構成を考えたりと、記事作成以外の内容については経験のない人もいるかもしれない。
しかしそれも、自分で書くならどうするか、クライアントから与えられた見出しを自分なりに作ってみたらどうなるか、意識的にやってみれば良いだけの話だと思う。
問題は私のようにWebライティングの経験が無い場合だ。少なくとも「Webライティングとは何ぞや?」という状態からいきなり受験するのは大変なので、インターネット上でWebライティングのルールやコツ、CEO対策などを頭に入れてから望んだ方が楽だろう。
なお、これは受験中に私が思ったことだが、執筆中は自己を殺しつつも、気持ちの上では「大手サイトに掲載されている記事のようなWebライターになりきる」ことが大事である。まるで役者のようであるが、書き方がわかっていても経験が無い場合、とりあえずプロのように自分の記事を「魅せる」ことが、結果的に相手に伝わりやすい文章になる。
無骨な文章ばかり書いてきた人にとっては、まるで朝の民放各社のニュースのような雰囲気を思わせるインターネット上の記事構成に抵抗があるかもしれない。しかし郷に入れば郷に従え、である。
ちなみに、どの問題のテーマも、試験開始後にインターネット等で調査が必要になると思う。この調査に関しては絶対に手を抜いてはいけない。
既に自分で理解している情報のみを使うのでない限り、文章は調査や取材で得た情報がないと書けないものだ。これはWebライティングに限った話ではない。テストにかけた時間の7割くらいは記事構成やテーマの掘り下げに費やした。ここで調査し自分のものにした情報がないと、相手に伝わる構成や記事は生まれない。
(経験浅いのにプロみたいな言い切りだな……)
Webライティング志望者はまず受験しておこう
いつでも受験可能、受験資格は不問、受験回数の制限無し、不合格の場合でも添削あり、合格すればいきなり高額案件にとりかかれる……と、プラチナライターテストに関しては良いことずくめである。
特に、文章に関してそれなりに自信があるものの、Webライティングを初めて行う人にとって、プラチナライターテストは自分の力量と今後の指針を知る絶好の機会である。
無料でWebライティングの世界を体感することができる上に、悪い部分についてはきちんと添削してくれる。これからWebライティングを行うにあたり、どういう文章を書けば良いのかを実感することができるだろう。あくまでグレードテストなのでサグーワークスの想定する受験者とは異なるかもしれないが、Webライティング未経験者ほど、テストから得られるものは多い。
もちろん、一発で合格すればそれでよし。今後はテストを受験した時の思考をそのまま業務に持ち込めば良いのである。
とりあえずフリーランスとして活動を初めてみたものの、何から手をつければよいかわからない人は一度受けてみるべきである。自分の実力と、今後の活動の進め方がよくわかるはずだ。

